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過去の展覧会

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山口蓬春記念館20周年特別展Ⅲ
新日本画への道すじ -戦後の画業を中心に-
2012年1月27日(金)~3月25日(日)

この展覧会は終了しました。

 戦後、終焉の地となる葉山に移り住んだ山口蓬春(明治26年〔1893〕-昭和46年〔1971〕)は、生来の洒脱な現代的感受性に加え、戦前より共感を覚えていた西欧の画家たちのモダンな感性を取り入れることで蓬春モダニズムと呼ばれる画風を呈し、新日本画創造への強い意志を表します。昭和28年(1953)に増築した新画室の飾り棚には愛蔵の古陶磁を並べ、また画室の窓から望む庭で遊ぶ小鳥の姿をとらえるなど、身近なモティーフによる静物画や花鳥画も数多く制作しています。

 その後も日展日本画部の指導者として精力的に仕事をこなし美術界の重鎮となっていた蓬春は、昭和40年(1965)に文化勲章を受章しますが、画壇の頂点を極めながらも蓬春の芸術に対する内省的な態度は揺らぐことはありませんでした。

 テーマを絞り込んだ晩年の作は、岩絵具の清澄な色彩は深みを増し、洗練された構図と共に自身の老練さ、熟練さによる精神的な深まりを兼ね備えています。
 本展では、蓬春の戦後の画業に焦点をあて、移りゆく時代や思想、美意識や感覚に応じて、新しい日本画の創造を最後まで探求し続けた蓬春の足跡を辿ります。

主な展示作品

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山口蓬春《計志》
昭和25年(1950)
山口蓬春記念館蔵
(1/27-2/26のみ)
山口蓬春《計志》
昭和25年(1950)
山口蓬春記念館蔵(1/27-2/26のみ)
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山口蓬春《鯛》
昭和27年(1952)
個人蔵
山口蓬春《鯛》
昭和27年(1952)
個人蔵
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山口蓬春《望郷》小下絵
昭和28年(1953)
個人蔵
山口蓬春《望郷》小下絵
昭和28年(1953)
個人蔵
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山口蓬春《嘉靖方壷》
昭和32年(1957)
個人蔵
山口蓬春《嘉靖方壷》
昭和32年(1957)
個人蔵
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山口蓬春
《夏果図(オランダ皿の静物)》
昭和32年(1957)
松岡美術館蔵
(1/27-2/26のみ)
山口蓬春《夏果図(オランダ皿の静物)》
昭和32年(1957)
松岡美術館蔵
(1/27-2/26のみ)
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山口蓬春《夏影》
昭和38年(1963)
山口蓬春記念館蔵
(2/28-3/25のみ)
山口蓬春《夏影》
昭和38年(1963)
山口蓬春記念館蔵
(2/28-3/25のみ)
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山口蓬春《枯山水(苔寺)》素描
昭和38年(1963)
山口蓬春記念館蔵
(2/28-3/25のみ)
山口蓬春《枯山水(苔寺)》素描
昭和38年(1963)
山口蓬春記念館蔵
(2/28-3/25のみ)
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山口蓬春《清秋》
昭和43年(1968)
個人蔵
山口蓬春《清秋》
昭和43年(1968)
個人蔵
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山口蓬春《夏の花》
昭和45年(1970)
個人蔵
山口蓬春《夏の花》
昭和45年(1970)
個人蔵
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緞帳原画《杜》を
制作中の蓬春
昭和39年(1964)
緞帳原画《杜》を
制作中の蓬春
昭和39年(1964)