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山口蓬春生誕120周年記念展Ⅰ
蓬春モダンの夏
-修復後初公開《十二ヶ月風俗図》とともに-
2014年6月17日(火)~8月10日(日)

この展覧会は終了しました。

山口蓬春(やまぐち ほうしゅん/明治26年〔1893〕-昭和46年〔1971〕)は大正4年(1915)に東京美術学校(現 東京藝術大学)の西洋画科へ入学し、その後日本画科に転向、同12年(1923)には首席で卒業します。以後、やまと絵の基礎に立脚しつつ、東洋画の素養や西欧美術のエスプリを取り入れながら、明るくモダンな画風を確立します。

昭和25年(1950)に日本芸術院会員に任命された蓬春は、日展日本画部の指導者のひとりとして、戦後の日本画壇をリードしていました。その同時期に、蓬春は戦後の混乱期に売却された桃山時代の土佐派による画帖《十二ヶ月風俗図》を入手します。「黙っていたら今にも國外へもって行かれそうな氣配なので、なんとか保護してやらなければという氣持ち」で買ったというその画帖はその後、重要文化財に指定され、現在も山口蓬春の主たるコレクションとして位置付けられています。

本展では山口蓬春生誕120周年を記念して、《扇面流し》(昭和5年〔1930〕山口蓬春記念館蔵)、《残寒》(昭和17年〔1942〕東京国立近代美術館蔵)、《夏の印象》(昭和25年〔1950〕個人蔵)など、昭和初期から20年代にかけての近代的な感性に満ちた作品を展観。古典学習にねざした戦前の模写や、蓬春モダニズムをささえた透徹したスケッチ類をあわせてご紹介するほか、修復を終えた《十二ヶ月風俗図》(伝・土佐光吉筆)も5年振りに公開いたします。

葉山一色海岸をのぞみ、背後に大峰山を仰ぐ当館にて、蓬春が愛した初夏の風光とともに、蓬春の代表作とコレクションをご堪能いただければ幸いです。

主な展示予定作品

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《飛潭》
山口蓬春筆
昭和3-4年(1928-29)
山口蓬春記念館蔵
〔後期のみ〕
《飛潭》山口蓬春筆 昭和3-4年(1928-29)  山口蓬春記念館蔵〔後期のみ〕
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《泰山木》
山口蓬春筆
昭和14年(1939)
山口蓬春記念館蔵
〔前期のみ〕
《泰山木》
山口蓬春筆
昭和14年(1939)
山口蓬春記念館蔵〔前期のみ〕
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《残寒》
山口蓬春筆
昭和17年(1942)
東京国立近代美術館蔵
〔前期のみ〕
《残寒》
山口蓬春筆
昭和17年(1942)
東京国立近代美術館蔵
〔前期のみ〕
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《夏の印象》
山口蓬春筆
昭和25年(1950)
個人蔵
《夏の印象》
山口蓬春筆
昭和25年(1950)
個人蔵
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《夏の印象》
山口蓬春筆 大下図
昭和25年(1950)
神奈川県立近代美術館蔵
《夏の印象》
山口蓬春筆 大下図
昭和25年(1950)
神奈川県立近代美術館蔵
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《望郷》
小下絵
山口蓬春筆
昭和28年(1953)
山口蓬春記念館蔵
〔前期のみ〕
《望郷》
小下絵
山口蓬春筆
昭和28年(1953)
山口蓬春記念館蔵
〔前期のみ〕
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《オランダ海芋》素描
山口蓬春筆
昭和27年(1952)
山口蓬春記念館蔵
《オランダ海芋》素描
山口蓬春筆
昭和27年(1952)
山口蓬春記念館蔵
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《ライチー》素描
山口蓬春筆
制作年不詳
山口蓬春記念館蔵
《《ライチー》素描
山口蓬春筆
制作年不詳
山口蓬春記念館蔵
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《十二ヶ月風俗図》より二月
伝土佐光吉筆
16世紀
山口蓬春記念館蔵
〔前期のみ〕
《十二ヶ月風俗図》より二月
伝土佐光吉筆
16世紀
山口蓬春記念館蔵
〔前期のみ〕
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《十二ヶ月風俗図》より七月
伝土佐光吉筆
16世紀
山口蓬春記念館蔵
〔後期のみ〕
《十二ヶ月風俗図》より七月
伝土佐光吉筆
16世紀
山口蓬春記念館蔵
〔後期のみ〕
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葉山御用邸裏の
岩礁にてスケッチする
山口蓬春(小針代助撮影)
昭和32年(1957)
葉山御用邸裏の
岩礁にてスケッチする
山口蓬春(小針代助撮影)
昭和32年(1957)