山口蓬春記念館 平成24年度 新春展
新春を寿く
-山口蓬春愛蔵品による吉祥の姿-
2013年1月8日(火)~3月24日(日)
この展覧会は終了しました。
吉祥とは、めでたい兆しのことであり、今日では松竹梅や鶴のような動植物をはじめ、龍など想像上の生き物まで様々なものが縁起の良いモティーフとして、日常の身の回りにある絵や文様、形として表されています。
特に中国では、古来より絵や陶磁器など様々なものに吉祥的な主題を取り入れることが盛んであり、その影響は文化・芸術を通じて日本にももたらされました。
本展では日本画家・山口蓬春の日本画や模写とともに、蓬春が蒐集し愛でた日本・中国の絵画や陶磁器などを展示し、吉祥的な観点から作品に込められた意味を探ってゆきます。
主な展示作品
《騎獅文殊尊像》 鎌倉時代 [前期のみ] |
伝狩野國松《鶉・鳩図》 室町時代 [前期のみ] |
《湯立神事図》 室町末-桃山時代 [後期のみ] |
山口蓬春 《鳴鶴図》模写 [後期のみ] |
山口蓬春 《鶏図》模写 [前期のみ] |
山口蓬春 《春野》 昭和6年(1931) [前期のみ] |
山口蓬春《紅梅》 昭和12年(1937)頃 [後期のみ] |
《三彩瑞鳥文三足盤》 中国・唐時代 |
《白磁緑彩龍文鉢》 「大明正徳年製」銘 景徳鎮窯 中国・明時代 |
《白磁紅釉龍文鉢》 「大明萬暦年製」銘 景徳鎮窯 中国・明時代 |
《五彩牡丹文瓢形瓶》 景徳鎮窯 明時代 |
《五彩獅子唐草文平鉢》 景徳鎮窯 明時代 |
《華角箱》 朝鮮時代 |