山口蓬春記念館

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山口蓬春記念館 夏季企画展

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令和6年度 山口蓬春記念館 夏季企画展

前期 祇園会と古都の情景
後期 蓬春と源氏絵 −受け継がれるみやび

【前期】令和6年(2024)6月8日(土)~7月28日(日)
【後期】令和6年(2024)8月10日(土)~9月23日(月・祝) 

【前期】令和6年(2024)6月8日(土)~7月28日(日)
祇園会(ぎおんえ)は平安時代から近世に至るまで、数多くの作品に繰り返し描かれた祭礼です。山口蓬春コレクションの白眉ともいえる《十二ヶ月風俗図》(桃山時代、重要文化財)には祇園会を中心として、京洛の人々の一年をめぐる営みが生き生きと描き出されています。
前期展示では伝・土佐光吉筆《十二ヶ月風俗図》をはじめ、琳派の祖とされる俵屋宗達《伊勢物語図色紙》、土佐派の流れを汲む住吉具慶《定家卿小倉山荘観楓之図》(江戸初期)、幕末の女流歌人・大田垣蓮月による《騎馬人物画賛》、住吉派のやまと絵師・前田氏實模《宇治之手振》、吉川霊華《樹下美人》、今村紫紅《雷神図》など、やまと絵による祭礼図や年中行事絵、月次絵、名所絵を取り上げます。これらの作品を通じて、古都の情景や往時の人々の暮らしに思いを馳せます。

img220927-01.jpg山口蓬春《扇面流し》
img220927-01.jpg伝土佐光吉《十二ヶ月風俗図》

【後期】令和6年(2024)8月10日(土)~9月23日(月・祝) 
新興大和絵会同人の座談会(※)において、各自好きなやまと絵の代表作を挙げるよう求められた蓬春が「源氏物語は外せない」と答えたのが、蓬春と源氏絵とを結ぶ最初の接点でした。その雅さに惹きつけられた蓬春は、戦後、谷崎潤一郎新訳『源氏物語』挿図のうち「薄雲」「繪合」「松風」「槿」を担当、それらの画稿は当館に伝わり、今回が初出品となります。
後期展示では谷崎本『源氏物語』挿図の木版摺原画と画稿、加えて蓬春が参考品として求めた、精巧な木版摺で知られる川面義雄版《源氏物語絵巻》、これまでその存在を知られていなかった蓬春模写《源氏物語 御法》を初めて公開するとともに、現代の美術教育課程において制作された高橋朋子による《源氏物語絵巻》現状模写、有職彩色絵師・林美木子による源氏絵と工芸美術など、やまと絵の伝統を現在に繋ぐ品々を紹介します。 ※ 「新興大和絵座談会」(『美之國』4-5、 昭和3年〔1928〕収載)

img220927-01.jpg山口蓬春《緑庭》
img220927-01.jpg谷崎潤一郎著『新譯源氏物語愛蔵本』
山口蓬春「繪合」画稿
本展の
みどころ
  1. 【前期】
    ・歳旦の正月から歳末の12月まで、近世初期の京洛の人々の営みを活写した伝・土佐光吉《十二ヶ月風俗図》を展示いたします
    ・大正時代後期の制作記録に残る、蓬春による平安装束の人々をご紹介します
  2. 【後期】
    ・谷崎源氏の挿画として蓬春が描いた「薄雲」「繪合」「松風」「槿」の画稿を初公開。谷崎潤一郎訳『源氏物語』と合わせてご紹介いたします
    ・現在のアートシーンで活躍する美術家による源氏絵の世界をご覧ください

主な展示作品

前期展示

img220927-01.jpg山口蓬春《扇面流し》
昭和5年(1930) 第10回新興大和絵会展,
山口蓬春記念館蔵
img220927-01.jpg伝土佐光吉《十二ヶ月風俗図》
(桃山時代、16世紀)より「六月 祇園会の神輿渡御」,
山口蓬春記念館蔵
img220927-01.jpg俵屋宗達《伊勢物語図色紙 梓弓》
江戸時代、17世紀前半,
山口蓬春記念館蔵
img220927-01.jpg《湯立神事図》
室町末-桃山時代、16世紀,
山口蓬春記念館蔵
img220927-01.jpg大田垣蓮月《騎馬人物画賛》
江戸時代後期、18世紀後半,
山口蓬春記念館蔵
img220927-01.jpg山口蓬春《武陵桃源》
昭和2年(1927) 第7回新興大和絵会展,
山口蓬春記念館蔵
img220927-01.jpg山口蓬春《紫陽花》
昭和34年(1959) 第5回燦光会展,
山口蓬春記念館蔵

後期展示

img220927-01.jpg山口蓬春《緑庭》
昭和2年 (1927) 第8回帝展,
山口蓬春記念館蔵
img220927-01.jpg川面義雄《源氏物語絵巻 東屋 一》
昭和30年(1955),
神奈川県立近代美術館 山口蓬春文庫蔵
img220927-01.jpg《ものがたりぬき寫(前田氏實旧蔵住吉繪所傳來粉本)》
文化11年(1814),
神奈川県立近代美術館 山口蓬春文庫蔵
img220927-01.jpg山口蓬春模《佐竹三十六歌仙》
昭和2年(1927),
神奈川県立近代美術館 山口蓬春文庫蔵
img220927-01.jpg山口蓬春模《法華経冊子》 
昭和2年(1927),
神奈川県立近代美術館 山口蓬春文庫蔵
img220927-01.jpg谷崎潤一郎著『新譯源氏物語愛蔵本』
山口蓬春「繪合」画稿
昭和 30年 (1955), 山口蓬春記念館蔵
img220927-01.jpg高橋朋子模《国宝「源氏物語絵巻」現状模写》
第四十四帖 竹河二 絵
平成17年(2005), 東京藝術大学日本画研究室蔵
img220927-01.jpg高橋朋子 国宝「源氏物語絵巻」現状摸写
第四十四帖 竹河二 詞
平成17年(2005), 東京藝術大学日本画研究室蔵

展覧会のご利用案内

会期:
令和6年(2024)6月8日(土)~9月23日(月・祝)
   前期:6月8日(土)~7月28日(日)
   後期:8月10日(土)~9月23日(月・祝)

※会期中に一部展示替えを予定しております。
※展示作品は都合により一部変更することがあります。
※今後のコロナ禍の状況により、展覧会開催状況等が変更となる場合がございますので、詳しくは当館ホームページ等でご確認ください。
開館時間:
午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:
毎週月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日を除く)、7月16日(火)、7月29日(月)~8月9日(金)、8月13日(火)、9月17日(火)
入館料:
一般 600円 高校生以下は無料
団体割引 100円割引 20名以上の団体で一週間前までに予約した場合
障がい者割引 100円割引 同伴者1名を含む
連携館割引 100円割引 当日観覧券のみ
※連携館 葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)
    神奈川県立近代美術館 葉山(企画展の一般券・学生券のみ)
年間入館券 1,800円 ※当館展覧会を何度でもご覧いただけるお得な年間入館券1,800円
(発行月から翌年の同月末日まで有効)を発売中)
主催:
山口蓬春記念館・公益財団法人 JR東海生涯学習財団
後援:
神奈川県教育委員会、葉山町教育委員会

展覧会チラシ

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関連イベントのご案内

展示解説

内 容  展示の見どころを学芸員が解説します。
日 時  隔週土曜日 13:30~(約30分) 6月8日(土) 6月22日(土) 7月6日(土) 
      7月20日(土) 8月10日(土) 8月24日(土) 9月7日(土) 9月21日(土)
定 員  先着10名程度
集 合  開始時間までに入館手続きをお済ませの上、受付前にお越しください。

夏休み親子鑑賞期間

期 間  7月21日(日)~7月28日(日)、8月10日(土)~9月1日(日)
上記期間中、高校生以下のお子様連れのご家族は、入館料を一般料金より100円割引いたします。

子どもと大人のための美術に親しむ教室「岩絵具を使って絵を描こう!」

日 時  7月27日(土) 13:00 ~ 15:30
内 容  日本画で使用する岩絵具、膠を使って絵を描きます。 
      ※小学 5年生~中学生と保護者にあたる大人の方が対象
場 所  山口蓬春記念館 別館多目的室
参加費  500円
定 員  10組20名(応募者多数の場合は抽選)
締 切  7月8日(月)
申 込  はがき又はFAXに住所、氏名(ふりがな)、年代、イベント名を明記のうえ、お申込みください。

日本画体験教室

日 時  8月21日(水) 13:00 ~ 15:30
内 容  日本画で使用する岩絵具、膠を使って絵を描きます。
      ※高校生以上の方が対象
場 所  山口蓬春記念館 別館多目的室
参加費  500円
定 員  10名
締 切  8月9日(金)
申 込  インターネットからのお申込みとなります。詳しくはJR東海生涯学習財団ホームページをご参考ください。(募集開始日:7月1日)

※イベント等は中止になる場合があります。最新情報は当館ホームページ・SNSをご覧いただくか、
 お電話にてお問合せください。