山口蓬春記念館 平成30年度 初冬収蔵品展
洋画から新日本画へ
―山口蓬春の飽くなき挑戦―
2018年12月1日(土)~2019年2月3日(日)
この展覧会は終了しました。
日本画家・山口蓬春(1893-1971)の画業を
蓬春は、若かりし頃に描いた油彩画を戦時中も手放すことなく生涯大切に所持していました。そこには蓬春のどんな想いが託され、それらの油彩画は私たちに何を伝えてくれるのか―――。
蓬春芸術の出発点ともいえる油彩画と戦前戦後を通じた日本画を一堂に会し、通観することで「新日本画」に込められた蓬春の世界観とその魅力を探ります。
見どころ① 蓬春の油彩画を修復後、一挙初公開します!
《風景》大正元年(1912) |
《路面電車》大正3年(1914) |
《ニコライ堂》大正5年(1916) |
見どころ② 帝展特選の初期の代表作《緑庭》を全会期公開します!
《緑庭》昭和2年(1927) |
《扇面流し》昭和5年(1930) |
《南嶋薄暮》昭和15年(1940) |
《白蓮木蓮》昭和33年(1958) 〈後期のみ〉 |
《静物》昭和36年(1961) 〈前期のみ〉 |
《洩るゝ陽》昭和36年(1961) 〈後期のみ〉 |
見どころ③ 「新日本画」誕生の地である旧山口蓬春邸の舞台裏をご堪能いただけます!
《呉須赤絵魚藻文皿》 明時代(16世紀) 中国・漳州窯 |
《三彩小鉢》 9-10世紀頃 イラン・ニシャプール |
《瑠璃釉丸壺》 朝鮮時代(19世紀) 朝鮮半島 |