令和7年度 山口蓬春記念館 新春企画展
会期:令和8年(2026)1月31日(土)~ 3月29日(日)
前期:1月31日(土)~3月1日(日)
後期:3月3日(火)~3月29日(日)
「花鳥画の、作品の優劣は、その作家の自然への愛の深さと、観察力の如何とのみが決定すると謂っていい。」(『邦画』4月号、昭和10年〔1935〕)
そう述べるように、山口蓬春(1893-1971)は四季折々の情趣や移ろいゆく自然の象徴として主に花鳥画を中心に植物を描きながら新日本画を創造すべく邁進していきました。それらに描かれた植物の姿には、その時々の蓬春の美意識があらわされているともいえます。また、当館に遺された膨大な数の植物の写生からは、身近な自然に対する深い慈しみと真摯なまなざしを窺い知ることができます。
蓬春は目にした自然をどのように把握し、日本画として表現していったのでしょうか。
本展では、蓬春が描いた「植物」に焦点をあて、写生や模写、自らの画業の研鑽のために蒐集した古美術品の数々を実際の植物の写真と照らし合わせながら図鑑のようにご紹介します。蓬春が植物の姿をどのように捉え、自身の日本画に昇華させたのか、写真と作品を比較することでその創作の意図を探ります。
昭和11年(1936)頃よりカメラに熱中した蓬春は植物の写真も撮影しています。レンズを通して蓬春はどのように自然をみていたのか、蓬春の日本画や写生とともに比較してみてください。
山口蓬春撮影《芥子》
山口蓬春《芥子 素描》
山口蓬春《計志》
山口蓬春撮影《久地白梅》
山口蓬春撮影《額紫陽花》
山口蓬春撮影《朝顔》蓬春の日本画や写生、模写はもちろん、収集した古美術品のなかにも植物が描かれています。それらは蓬春の創作にインスピレーションを与え、創造の世界を広げていきました。会場を彩る瑞々しい植物の姿をお楽しみください。
伝金冬心《夜梅図》
作者不詳《草蟲図》
菱田春草《櫻草図屛風》
山口蓬春《初夏の頃(佐保村の夏)》
山口蓬春《雙花》
山口蓬春《白蓮木蓮》
山口蓬春《洩るゝ陽》
山口蓬春《夏影》
山口蓬春《花菖蒲》| 一般 | 600円 | 高校生以下は無料 |
| 団体割引 | 100円割引 | 20名以上の団体で一週間前までに予約した場合 |
| 障がい者割引 | 100円割引 | 同伴者1名を含む |
| 連携館割引 | 100円割引 | 当日観覧券のみ ※連携館 葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ) 神奈川県立近代美術館 葉山(企画展の一般券・学生券のみ) |
| 年間入館券 | 1,800円 | ※当館展覧会を何度でもご覧いただけるお得な年間入館券1,800円 (発行月から翌年の同月末日まで有効)を発売中) |
内 容 展示の見どころを学芸員が解説します。
日 時 第1・3・5日曜日 13:30~(約30分)
定 員 先着10名
集 合 開始時間までに入館手続きをお済ませの上、受付付近にご集合ください。
内 容 神奈川県立逗子葉山高等学校茶道部の生徒の皆様によるお点前を旧山口邸の佇まいとともに
お楽しみください。(1席約20分)
日 時 3月14日(土)
第1席10:30~、第2席11:30~、第3席13:00~、第4席14:00~、第5席 15:00~
場 所 山口蓬春記念館「桔梗の間」
費 用 1席600円(当日の入館券は別途必要)
定 員 1席8名(先着順)
申 込 2日前までにお電話で氏名、人数、参加希望の席、ご連絡先をご予約ください。
インターネットからもお申込みいただけます。詳しくはJR東海文化財団ホームページを
ご参考ください。(募集開始日:2月1日)
内 容 葉山町にある葉山しおさい博物館・神奈川県立近代美術館・山口蓬春記念館を学芸員の
解説付きで見学します。
日 時 3月19日(木) 9:30~14:30
参加費 無料
定 員 30名(応募者多数の場合は抽選)
共 催 葉山町教育委員会
締 切 3月9日(月)必着
申 込 はがき又はFAXに住所、氏名、年代、電話番号、イベント名を明記の上、当館へお申込みください。
※イベント等は中止になることがあります。最新情報は当館ホームページ・SNSをご覧いただくか、お電話にてお問合せください。