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●山口蓬春記念館 平成17年度 新春特別展
山口蓬春と多彩な芸能の世界
―昭和美術のアークディレクター―

 戦後、新日本画の進展の中軸となり、日展幹部として活躍していた蓬春は、一流の芸能人たちから美術面での支援を要請されていました。
 東京美術学校で松岡映丘のもとに学び、卒業後も新興大和絵会に在籍して有職故実の研究をよくした蓬春は、歌舞伎の世界では舞台の時代風俗や装束、調度などの監修を委嘱されたのです。中村歌右衛門(六世)とはそれらの仕事を通じて親しい交流があったことが、それぞれの遺品からも窺えます。
 一方、昭和20年代後半より日本全国には多くの劇場が建てられました。大型劇場では舞台に緞帳が飾られるようになり、それらの原画は蓬春を始めとする当世一流の画家たちによって制作されました。
 原画として残っている《白蓮木蓮》(新橋演舞場緞帳原画)、《杜》(国立教育会館緞帳原画)をはじめ、蓬春による現存するすべての下図をご覧いただき、劇場の華やかな雰囲気や舞台空間が生み出すドラマを感じていただければ幸いです。

展示会名称:
山口蓬春と多彩な芸能の世界 ―昭和美術のアートディレクター

会  期:
平成18年1月7日(土)〜3月26日(日) 
開館時間 午前10時〜午後5時(入館は、午後4時30分まで)
       休館日 毎週月曜日(ただし、1/9は開館し、翌10日は休館)、3/22(水)。
※2/13(月)に一部展示替えを行います。

会  場:
山口蓬春記念館
〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2320
TEL:046-875-6094 FAX:046-875-6192


後  援:
葉山町教育委員会

入 館 料 :
一  般 500円     高校生以下 無料
団体割引 20名以上の団体    50円割引(1週間前までに予約をした場合)
連携割引 連携館の入場券所持者 50円割引
※連携館:葉山しおさい博物館(当日券のみ)、神奈川県立近代美術館葉山館(一般券及び学生券)

主な展示作品
杜
山口蓬春《杜》国立教育会館緞帳原画
昭和39 (1964)年 独立行政法人教員研修センター蔵
白蓮木蓮
山口蓬春《白蓮木蓮》新橋演舞場緞帳原画
昭和33 (1958)年 山口蓬春記念館蔵
都波喜
山口蓬春《都波喜》
昭和26 (1951)年頃 山口蓬春記念館蔵
鏡獅子_弥生
鏡獅子_後シテ
山口蓬春《三越劇場「鏡獅子」弥生》素描
昭和33 (1958)年 世田谷美術館蔵
山口蓬春《三越劇場「鏡獅子」後シテ》素描
昭和33 (1958)年 世田谷美術館蔵

 初め洋画を学びながらも日本画家としての道を選んだ山口蓬春(1893-1971)は、戦前から戦後にかけてのあゆみのなかで「新日本画の創造」をめざして模索を続けました。
 蓬春は、遂にヨーロッパを訪れることはありませんでしたが、たびたび中国、朝鮮、台湾を訪れ、その時の取材をもとに作品を制作しました。しかしそれらの作品は、単に日本にはない異国の珍しい風景を描くのではなく、丹念な取材によって収集された情報のなかから、「今」の感覚に最も相応しいエキスを抽出し、リアルな描写力によって生み出された全く新しい情景といえます。実在しない情景でも何の不自然もなくそこに現出させる、そこに蓬春芸術根底にある一種の幻想美を見出すことができるのです。また、昭和20年代に描かれたシュールレアリスム的な作品には、フランス近代絵画を思わせるものがあり、これまでの日本画にはない表現形式による新しいフォルムと色彩構成によって幻想的な空間を創りだしています。しかし、蓬春の幻想は、感傷的なものではなく、常にヴァルールの追求と知的な画面処理という新しい感覚で日本画を捉え直した時に現われる造形上の幻想美であるといえます。
 本展では、明るくスマートと評される蓬春芸術の根底にある一種の幻想美を「エキゾティスム」と「ロマンティスム」という新たな視点で読み解きます。

会  期:
平成17年10月22日(土)〜12月23日(金・祝)
※会期中、一部展示替えを行います。
前期 10月22日(土)〜11月23日(水・祝)
後期 11月25日(金)〜12月23日(金・祝)

開館時間:
午前10時〜午後5時(入館は、午後4時30分まで)

入 館 料 :
一  般 500円     高校生以下 無料
団体割引 20名以上の団体    50円割引(1週間前までに予約をした場合)
連携割引 連携館の入場券所持者 50円割引
※連携館:葉山しおさい博物館(当日券のみ)、
  神奈川県立近代美術館葉山館(一般券及び学生券)

関連イベント:
葉山特別見学会
葉山町にある美術館・博物館を学芸員の解説を聞きながら見学いたします。
・日時   平成17年10月27日(木) 午前9時30分〜正午
・場所   葉山しおさい博物館・山口蓬春記念館
・定員   20名(定員になり次第締め切りとさせていただきます)
・参加費  無料

申し込み方法
往復はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、当館宛にお申込み下さい。
※当財団の個人情報は、当財団の生涯学習事業の目的に限り使用いたします。

年間入館券のご案内:
平成17年10月21日より山口蓬春記念館では年間入館券の発売を開始します。
年間料金は1,300円で、有効期限内の企画展及び特別展を何回でも閲覧できるほか、同伴者2名まで50円割引が受けられます。記念館受付で販売いたします。

後 援:
神奈川県教育委員会、葉山町教育委員会

主な展示作品


山口蓬春《宴》 山口蓬春《素描 九龍碼頭》
山口蓬春《宴》
1960(昭和35)年  神奈川県立近代美術館蔵
山口蓬春《素描 九龍碼頭》
1942(昭和17)年  神奈川県立近代美術館蔵


《山口蓬春《市場》 山口蓬春《留園駘春》
《山口蓬春《市場》
1952(昭和 7)年 東京藝術大学大学美術館蔵
*前期のみ展示
山口蓬春《留園駘春》
1958(昭和33)年  水野美術館蔵


山口蓬春《卓上》 山口蓬春《青沼新秋》
山口蓬春《卓上》
1952(昭和27)年  山種美術館蔵
*後期のみ展示
山口蓬春《青沼新秋》
1954(昭和29)年  個人蔵
*後期のみ展示

山口蓬春《望郷》 山口蓬春《留園駘春》
山口蓬春《望郷》
1953(昭和28)年  個人蔵
山口蓬春《留園駘春》
1958(昭和33)年  水野美術館蔵

 

 
 

 新日本画の世界を拓いた山口蓬春(1893〜1971)は、東京美術学校日本画科を卒業後、伝統的な技法を基盤としつつ広く内外の芸術を吸収し、戦後は時代感覚を意識した「蓬春モダニズム」と形容される独自の世界を創り出しました。その制作の舞台となったのは、明るい陽光があふれる葉山御用邸近くの自宅兼アトリエでした。
 北に山を背負い、庭は700坪、南下りの理想的なたたずまい、瀟洒な数奇屋造りの家と丹精をこめた日本庭園―夫妻の暮らしたその空間に彩りを添えたのは、夫妻が収集した茶道具でした。
 春子夫人は宗流の茶人で、葉山の自宅ではお茶事を催していたようです。蒟醤(きんま)の菓子器や桃林宗陽の茶杓など、華奢で繊細な茶道具を好んでいたように思われます。また蓬春も夫人同伴で茶会に赴いたり、同世代の陶芸家との交流の中で茶碗や花入などのうつわを収集していきました。夫妻が愉しんだ茶道具からは夫妻の会話や暮らしぶりまでが伝わってくるようです。
 本展では蓬春コレクションから季節の取り合わせとして、蓬春夫妻が催したお茶事をイメージして、掛物・釜・水指・茶入・茶碗・菓子器を陳列し、併せて季節の日本画や素描を展示いたします。本展を通じて蓬春夫妻が大切にしていた「和敬清寂」の境地を偲んでいただければ幸いです。

自宅庭、蹲踞の前の蓬春
自宅庭、蹲踞の前の蓬春

会  期:
平成17年8月20日(土)〜10月16日(日)

開館時間:
午前10時〜午後5時(入館は、午後4時30分まで)
     
入 館 料 :
一  般 400円     高校生以下 無料
団体割引 20名以上の団体    50円割引(1週間前までに予約をした場合)
連携割引 連携館の入場券所持者 50円割引
※連携館:葉山しおさい博物館(当日券のみ)、
       神奈川県立近代美術館葉山館(一般券及び学生券)

開館記念入館優待日:
10月15日(土)は当館開館記念日につき、どなたでも50円割引(350円)となります。併せて、後日用の無料招待券をお一人様につき1枚差し上げます。

呈茶のご案内:
蓬春・春子夫妻が愉しんだ茶道具をご鑑賞いただいた後は、非公開の和室「桔梗の間」でお菓子とお抹茶をお楽しみ下さい。
・期日 9月17日(土)、18日(日)、19日(月・敬老の日) 
・時間 12:00〜16:30
・料金 1服300円(お菓子付・受付で茶券をお求め下さい。)
・協力 葉山町茶道連盟

その他:
9月20日に、一部展示替えがあります。

後 援:
葉山町教育委員会

  主な展示作品
 
《三島茶碗》 《李朝白磁水指》
《三島茶碗》
朝鮮・李朝時代 16世紀(9月20日まで展示します)
《李朝白磁水指》
朝鮮・李朝時代 18世紀

 
《茶杓》 《老松茶器》
《茶杓》
桃林宗陽作 江戸時代
《老松茶器》
鏑木清方画、銘 松風 昭和時代

 
銭選《瓜虫図》 山口蓬春《扇面流し》
銭選《瓜虫図》
中国・南宋-元時代 12世紀-14世紀
山口蓬春《扇面流し》
昭和5(1930)年

 
 
   このたび、山口蓬春記念館では夏季展「器のある静物画展〜蓬春の愛蔵した器を中心に〜」を開催いたします。日本画家・山口蓬春はその生涯において風景・花鳥・静物と様々な主題に取り組みながら新しい日本画を目指しましたが、戦後になり神奈川県葉山町に移り住んでからは、主に静物・風景へと主題が移ってゆきます。そしてモチーフには盛んに陶磁器が登場し、それらは蓬春自らがコレクションしたものでありました。また、戦前から東洋の各地を訪れ現地を取材した作品を制作していた蓬春ですが、昭和31(1956)年の「雪舟等楊逝世450周年記念式典」に日本代表として中国を訪問してからは、唐三彩をはじめとする多種多様な海外の陶磁器がモチーフとして登場するようになります。蓬春は、海外の文化について「兎に角積極性に富んだ作家達は、新たに移入された海外文化に影響され、また感化され自覚を促され、その自覚に依って既成的な芸術様式に対して、新しい様式をつくる努力をするようになる。」と著書『新日本画の技法』(美術出版社、昭和26年発行)の中で述べていますが、海外の陶磁器に親しむようになったのは海外の珍しい文化に感動し、自身の作品の中に取り入れたいという蓬春の気持ちの表れではないでしょうか。
 今回の展示では、器のある静物画と蓬春がコレクションした器などを併せて展示いたします。蓬春も愛した器の数々を是非ご堪能ください。


 会  期:平成17年6月3日(金)〜7月31日(日)

 開館時間:午前10時〜午後5時(入館は、午後4時30分まで)
     
 会  場:山口蓬春記念館
  
 入 館 料 :
一  般 400円       高校生以下 無料
       団体割引 20名以上の団体    50円割引(1週間前までに予約をした場合)
       連携割引 連携館の入場券所持者 50円割引
       ※連携館:葉山しおさい博物館(当日券のみ)、神奈川県立近代美術館葉山館

 後  援:葉山町教育委員会

  主な展示作品
 
山口蓬春《まり藻と花》 山口蓬春《枇杷》
山口蓬春《まり藻と花》
昭和30(1955)年
山口蓬春《枇杷》
昭和31(1956)年

 
山口蓬春《静物(遼三彩鉢と果物)》 山口蓬春《百合》
山口蓬春《静物(遼三彩鉢と果物)》
昭和31(1956)年
山口蓬春《百合》
昭和32(1957)年

 
山口蓬春《瓶花》 《古備前小徳利》
     山口蓬春《瓶花》
     昭和41(1966)年
《古備前小徳利》
桃山時代

 
《古九谷小徳利》 《古赤絵牡丹文瓢形壺》
       《古九谷小徳利》
       江戸時代
《古赤絵牡丹文瓢形壺》
中国・明代14-17世紀

 
《青磁象嵌牡丹文梅瓶》 《唐三彩四葉形盤》
      《青磁象嵌牡丹文梅瓶》
      朝鮮・高麗時代12世紀頃

中国・唐代(8世紀頃)

 
 
  古来より、人間にとって身近な存在であった動物や植物は、芸術作品の様々なモチーフとして描かれてきました。特に、東洋では、それらは独立した画題として発展し、一般的には、草花と鳥を主題とした「花鳥画」、草花のみの「花卉(かき)画」、鳥の代わりに昆虫を描く「草虫図」のほか、犬・猫・兎・鹿などの獣に花木を配するものも含まれていきました。そこには、人間を自然の一部としてとらえ、親愛の情とともに自然を賛美する東洋独自のまなざしが反映されているといえるでしょう。そして蓬春もまた、そのまなざしを受け継ぎ、自然と真摯に向き合いながら、生き物たちの姿を通じて森羅万象を描いていった画家だということができます。
昭和9(1934)年、野鳥をあるがままの姿で大切にしようという考え方が乏しかった当時の風潮を深く憂えた中西悟堂(歌人・詩人・鳥類研究家)を創始者として「日本野鳥の会」が発足しました。蓬春は、「鳥の科学と芸術の融合」を目指したこの会の発起人に名を連ねており、形式的に描かれることが多かった従来の「花鳥画」に対して、鳥類学者も認めるほどの正確な生態に基づいた鳥を描くことにつとめました。また、葉山に転居してからは、海と山に囲まれ風光明媚な葉山の豊な自然を題材に、「花鳥画」や魚や貝などを描いた「静物画」などに取り組んでいきました。残された多くの素描からは、自然の形態を学び取りながら、「新日本画の創造」を目指して邁進し続けた蓬春のたゆみない探究心を読み取ることができます。常に身近なものに目を向け、それらを深い愛着とともに繰り返し描いた蓬春の作品には、対象に対する深い理解と優しいまなざしを感じることができるのです。
 本展では、蓬春が描いた生き物たちの姿と収集したコレクションの数々を通じて、蓬春の自然へむけられたまなざしを辿っていきます。

 会  期:平成17年4月1日(金)〜5月29日(日)

 開館時間:午前10時〜午後5時(入館は、午後4時30分まで)
     
 会  場:山口蓬春記念館
      
 後  援:神奈川県教育委員会・葉山町教育委員会
 
 入 館 料 :
一  般 400円       高校生以下 無料
       団体割引 20名以上の団体    50円割引(1週間前までに予約をした場合)
       連携割引 連携館の入場券所持者 50円割引
       ※連携館:葉山しおさい博物館(当日券のみ)、神奈川県立近代美術館葉山館

  主な展示作品

 
山口蓬春《春野》 山口蓬春《泰山木》
山口蓬春《春野》
昭和6(1931)年
山口蓬春《泰山木》
昭和14(1939)年

 
山口蓬春《洩るゝ陽》 山口蓬春《佐与利》
山口蓬春《洩るゝ陽》
昭和36(1961)年
山口蓬春《佐与利》
昭和26(1951)年

 
《古赤絵獅子唐草文平鉢》 《白磁緑彩龍文鉢 「大明正徳年製」銘》
《古赤絵獅子唐草文平鉢》
中国・明代(16-17世紀)
蓬春コレクションより
《白磁緑彩龍文鉢 「大明正徳年製」銘》
中国・明代 正徳(16世紀)
蓬春コレクションより

 
  新春特別展 蓬春の愛好した古典の世界
  大正7(1918)年、東京美術学校で日本画を学び始めた蓬春は、師・松岡映丘との出会いにより古典の真髄に触れるかけがえのない機会を得ます。映丘からの指導や映丘の主宰する新興大和絵会への参加によって、蓬春は王朝風俗や歴史人物を学習し、古典の教養を身につけていったのです。蓬春芸術の基礎は、その上に成り立っているといえましょう。
 その後、蓬春はその確固たる鑑識眼をもって優れた美術品のコレクションを形成していき、その分野は古今東西と多岐にわたります。中でも、16世紀の土佐派による風俗画とされ、桃山時代の京都の生活をいきいきと伝える《十二ヶ月風俗図》(重要文化財)は、時代を超えて今もなお多くの人々を魅了してやみません。
 今回の展覧会は、有職故実や王朝の栄華を描いた蓬春の作品をはじめ、自らが愛蔵した古典の優品の数々を一堂に会し紹介するものです。美術家・山口蓬春の審美眼をとおして集められた古典の世界に、しばし想いを馳せてみてはいかがでしょうか

 会  期:平成17年1月7日(金)〜 3月27日(日)

 開館時間:午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

 休 館 日 :毎週月曜日。
      但し1月10日、3月21日は開館し、翌火曜日が休館となります。

 会  場:山口蓬春記念館
      〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2320 tel:046-875-6094

 入 館 料 :一般400円 高校生以下は無料
      団体割引 20名以上の団体 50円割引(1週間前までに予約が必要です)
      連携割引 連携館の入場券所持者 50円割引
      
※連携館:葉山しおさい公園(当日券のみ) tel.046-876-1155
       神奈川県立近代美術館 葉山館 tel.046-875-2800

  主な展示作品
 
伝土佐光吉 《十二ヶ月風俗図》 尾形光琳 《飛鴨図》
伝土佐光吉 《十二ヶ月風俗図》
紙本着色 桃山時代 16世紀後半
重要文化財
尾形光琳 《飛鴨図》
紙本淡彩墨画 江戸時代 18世紀初頭
 
俵屋宗達 《伊勢物語絵色紙 梓弓》 伝雪舟 《円窓 白菊芙蓉図》
俵屋宗達 《伊勢物語絵色紙 梓弓》
紙本着色 江戸時代 17世紀前半
伝雪舟 《円窓 白菊芙蓉図》
紙本着色
室町時代 15〜16世紀
 
山口蓬春 《燈籠大臣》 山口蓬春 《士女遊楽図》 山口蓬春 《士女遊楽図》
山口蓬春 《燈籠大臣》
絹本着色
大正8-9(1919-20)年
山口蓬春 《士女遊楽図》
絹本着色 昭和3-4(1928-29)年
 

 
 
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